医療法人社団ブレイン・コンシェルジュ
おちあい脳クリニック

脳神経クリニックが脱毛を始めるまで

当クリニックの診療の特徴でもあるてんかん診療を行う際に、脱毛の相談を受けることが多くなりました。相談の内容のほとんどは、脱毛の施術の際に光発射を伴うため、光刺激によりてんかんを誘発する可能性があることから既往に「てんかん」があると脱毛対象の適応外になると言うことでした。
このような状況を踏まえ日本てんかん学会は、2020年に下記のような声明を出しました。
以降てんかん患者に対する施術はだいぶ緩和されましたが、現場として未だにてんかん患者に対して施術対象外との声を聞くことがあります。そのような状況であれば、当クリニックで【脱毛】を始めることで少しでもお役に立つことが出来ればとの思いで脱毛を始めることと致しました。
実際脱毛を初めて見ると、知的障害や発達障害を伴う成人男性の【ひげ脱毛】の需要があり、これまで母親がやっとの思いをして剃毛していたことが、これでかなりの負担が軽減されるとのお声を頂いております（施術の際は鎮静下に行います）。
通常の脱毛のみならず、これまで施術困難だった人に対して、少しでもお役立て出来ればと思い日々取り組んでいる所です。

 

施術にあたり

• 医師の問診の後にトレーニングを受けた看護師（女性）が施術します。
• 施術は、看護師と看護助手（ともに女性）の2人で担当します。
• 施術前日に施術部位の剃毛をお願いします。

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手順

1. 目を保護するために専用のメガネを装着します。
2. 脱毛部位に専門のジェルを塗ります。
3. 専用プローベを回すようになぞり、脱毛部位に均等にエネルギーを与えます（蓄熱式）。
4. パチンパチンと言うようなゴムを弾くような痛みはなく、基本的に領域をなぞり蓄熱します。
5. 蓄熱されれば温かみを感じるようになります。
6. 部位にも寄りますがA4サイズの平坦な部位であれば3分程度で終了します。
7. 痛みの弱い方であれば、麻酔／鎮痛対応も可能です（別料金）。

部位